Case
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「ちばぎん転職BANK」
転職事例
経験を生かして、
企業の新規事業を延ばしたい
経営企画 / 48歳 男性
新事業のビジネス展開のために
経営企画、管理の経験者が欲しい
冠婚葬祭業 / 創業35年
食品スーパーの経営企画を介護のために退職して大阪へ帰省
遠藤さんの前職は首都圏で店舗を展開している食品スーパーのM&A事業部でした。コンビニなど他業態からの参入による競争激化やEC拡大など、食品スーパー業界は大きな転換期です。そのため、M&Aによって生き残り・勝ち残りを図ろうとする動きが活発化しています。
そんな食品スーパー業界において、遠藤さんはM&Aした子会社の経営を担当。経営企画・管理の手腕を発揮して、既存の流通インフラやノウハウを子会社に導入。それまで不安定だった子会社を安定的に経営していました。
ところが、大阪に住む遠藤さんのご両親が急きょ手術を行うことになったのです。年老いたご両親の退院後のケアまで考えると、大阪と行き来しながら子会社を責任もって経営することはほぼ不可能。遠藤さんは介護のため大阪へ帰省することを決断して食品スーパーを退職しました。
関西は経営企画系の求人が少なく首都圏をターゲットに転職活動
その後、ご両親ともに無事に手術は成功。予後も良好で、遠藤さんの介護なしでも生活できるまで順調に回復しました。ようやく新たな職場を探す余裕ができた遠藤さんは転職活動をスタート。しかし、関西は経営企画系の求人が少ないため、神奈川県や千葉県を含む首都圏をターゲットに転職する会社を探し始めました。
その転職活動で巡り合った会社が、千葉県で葬祭業を軸にグループ会社を展開してきたA社です。遠藤さんがA社に決めたポイントは「経営企画・経営管理の経験を活かせるから」という理由。M&A、投資の世界でキャリアを積み上げており「新規事業を伸ばしていくことにやりがいを感じている」からです。
葬祭業の会社が別軸で様々な業種の会社を大きくする方針に面白み
A社は今後、葬祭業とは別軸でグループ会社各社を大きくしていこうと計画。しかし、専門的な人材は社内で育っていないため、他業界も含めてエキスパートを探していました。まったく違う業界でしたが、遠藤さんは面接を重ねる中で「葬祭業の会社が別軸で様々な業種の会社を大きくしていこうという方針に面白みを感じた」とのこと。結果的に納得のいく会社を選ぶことができました。
新たな事業で頼りになる専門的人材が育っていないことに悩み
グループ会社の千葉銀行の担当よりA社さんをご紹介頂き、石井社長(仮称)と面談しました。
A社は、地域に根差した自社の葬祭場を複数展開し、確実に事業を拡大。関連業務として、花き店や飲食事業などの多角化を実現してきた創業35年の優良企業です。しかし、新型コロナウィルス感染症がまん延して以降、これまで通りの葬儀が営めなかったり、葬儀そのものが縮小されたりと、本業の葬祭業で厳しい状況が続いていました。また、石井社長は、葬祭業について人口減少や新規参入による競争激化で、中長期的にも厳しい状況が続くのではないか。今後は葬祭業とは別軸で新たな事業により経営をグループとして安定させる必要があるとの考えをお持ちでした。
千葉銀行の担当者にも積極的なM&Aについても相談を頂いていました。一方で、他業態の事業展開やM&Aについては、グループ会社も含めて、専門的な人材が育っていないことも石井社長の悩みのひとつでした。
面談を重ねることで信頼関係を構築
面談を重ねる中で、石井社長からは「M&Aの経験が豊富で、グループ会社各社の経営企画・管理を任せられるような人材を探して欲しい」とのご依頼を頂き、1か月後に遠藤さんをご紹介することが出来ました。
社長の右腕として活躍
石井社長と遠藤さんのご相性も良く、3回の面談を行う中で、お互いの信頼関係も築くことができ、遠藤さんのA社グループ会社への採用が決まりました。今では石井社長の右腕として、遠藤さんはご活躍頂いているようです。
ちばぎんキャリアサービスは、
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